あなたの「歯」にもっと関心を持って頂きたい・・・・

よく、「人は見かけじゃない」と言われます。
本当にそうでしょうか?

良くも悪くも人は見た目でその人を判断してしまう傾向があります。
特に「歯」に関して、「汚い」「ヤニがびっしり」「黄ばんでいる」状態だと、周囲の人はその人の見た目だけでなく、「生活習慣」や「性格」までに疑いの目を向け始めます。

例えば、歯科先進国の欧米では、歯の白さは「当然の身だしなみ」として考えられています。歯に問題があると、就職試験で落とされることもあります。これは歯に無頓着な人は自己管理能力が低いとみなされてしまうからです。

白く輝く歯には清潔感があり、周囲の人に好印象を与えます。
また、あなたの口元が変われば、人づきあいも積極的になり、人生を前向きに楽しめるようになります。

もっとあなたの「歯」に関心を持って頂きたい。
これが私からのメッセージです。

以下、ホワイトニングについてご説明していきます。

ホワイトニングとは?

歯を白くする方法には以下の3つの方法があります。

・白い詰め物・かぶせ物を用いる「審美歯科治療」
・歯科医院で行なう「オフィスホワイトニング」
・自宅でマウスピースをはめて行なう「ホームホワイトニング」

それぞれの方法にはメリット・デメリット、費用、治療期間などの違いがあり、あなたに合った治療法の選択が大切になります。
以下、ご説明します。

「審美歯科治療」と「各種ホワイトニング」の違い

簡単に言ってしまいますと2つの点で違いがあります。

1つ目として「審美歯科治療」はごく少量でありますが、歯を削る必要があります。
一方、「各種ホワイトニング」は薬剤などを用いて歯に化学変化を起こし白くしますので、歯を削る必要はありません。

2つ目として「審美歯科治療」はあなたの好みの色を再現することが可能で、時間が経過しても治療時の色を保ち続けることができます。
「各種ホワイトニング」では歯の質や使用回数などにより白さの度合いは個人個人異なってきます。また時間の経過とともに白さが失われていきます。

このように治療法で一長一短がありますので、どの治療法の方がいいかは一概には言えません。

審美歯科治療に関しましては、別のページで紹介していますので、詳細は審美歯科をご参照下さい。

当院では主に「ホームホワイトニング」をお勧めしております。

当院推奨のホームホワイトニング

当医院ではウルトラデント社(米国)の「オパールエッセンス」というホームホワイトニングをご紹介させていただいています。これを用いた治療は基本的に在宅治療で、薬剤を塗布したマウスピースを装着するだけで、優しく持続的に歯を白くしていきます。

また、オパールエッセンスは他社のホームホワイトニングシステムと較べ、薬剤ジェルがマウスピースから漏れにくく、使用中のお口の中の不快感が非常に少ないことが最大の特徴です。歯にとても優しい成分を使用していますので、治療中の知覚過敏を起こしにくいという特徴も併せ持ちます。基本的に在宅治療ですが、要所要所で歯科医師の指導のもと行いますので安心です。

オパールエッセンスに用いられている薬剤の主成分は過酸化尿素といい、以前からお口の中の消毒に使われてきたものです。アメリカ医薬品局、アメリカ歯科医師会でも、その安全性が認められていますので、安心してお使いいただけます。

使用前・使用後の歯の状態は下記のようになります。

≪治療の流れ≫

【1】当医院にて歯石の除去等を行ない、お口の中をキレイに清掃します。

【2】歯の型をとり、患者様の歯並びに合ったマウスピースを作ります。

【3】そのマウスピースを一度合わせてみて、薬剤の使い方や1日の使用時間などの説明を受けて帰宅します。

【4】変色の程度にもよりますが、1日2時間以内で、最長2週間続けます。

【5】一週間に一度は通院していただき、歯の状況やマウスピースが変型していないかを診断します。

≪注意点≫

・ 個人差がありますが、稀に知覚過敏が生じることがあります。その場合ホワイトニングの使用を一時的中断するか、一日おきに行なうなど使用方法を変えることにより改善します。

・ ホワイトニングは歯本来の白さを引き出す方法です。白さの程度に限界があるとともに、均一に白くならない場合もあります。

・ ホワイトニングの効果は永久ではありません。時間の経過と共に、再び歯の白さは失われていきます。特に初めてホワイトニングを行う方はその傾向が強いです。
半年~1年ごとの再ホワイトニングや、定期的にPMTC(クリーニング)を受けることで白さの維持が可能となります。

・ ホワイトニングは天然の歯に対して作用するため、被せもの・差し歯には効果がありません。もしも、以前に治療された歯と天然の歯の色とで差異が生じた場合は、ホワイトニングされた歯の色合いに合わせて審美歯科治療(リンク)をすることにより、全体的に美しい歯を表現することができます。

≪ホームホワイトニングのメリット・デメリット≫

ホームホワイトニングのメリット・デメリット

「ホームホワイトング」と「オフィスホワイトニング」との違い

簡単に言ってしまいますと、その名称の通り、「ご自宅」で行うか「歯科医院」で行うかの違いがありますが、「効果」の面で次のような違いがあります。

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べて
「後戻りしにくい」
「自然な白さが手に入る」

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べて、「時間」をかけ、「じっくり」歯を白くしていきます。この過程を経ることにより、歯にしっかりホワイトニング剤が浸透し、しっかりと白くしてくれますので、後戻りがしにくく、自然な白さを出すことが可能となるのです。

ホワイトニングQ&A

ホワイトニングを行うと、どの程度白くなりますか?

白さを追求するのがホワイトニングですので、もちろん白くはなります。
しかし、ご希望の白さまで必ず改善できるという保証はありません。なぜならば、生体にダメージを与えないよう安全にホワイトニングするには限界があるからです。

以前に治療した歯にもホワイトニング効果はありますか?

ホワイトニングは天然の歯に対して作用するため、被せもの・差し歯には効果がありません。もしも、以前に治療された歯と天然の歯の色とで差異が生じた場合は、ホワイトニングされた歯の色合いに合わせて審美歯科治療をすることにより、全体的に美しい歯を表現することができます。

ホワイトンニング治療をすると知覚過敏になってしまうと聞いたのですが、本当でしょうか?

個人差がありますが、稀に知覚過敏が生じることがあります。その場合ホワイトニングの使用を一時的中断するか、一日おきに行なうなど使用方法を変えることにより改善します。また、知覚過敏用に販売されている歯磨き粉を使用することも効果的です。

ホワイトニングの効果は永続しますか?

ホワイトニングの効果は永久ではありません。時間の経過と共に、再び歯の白さは失われていきます。特に初めてホワイトニングを行う方はその傾向が強いです。
半年~1年ごとの再ホワイトニングや、定期的にPMTC(クリーニング)を受けることで白さの維持が可能となります。

ホワイトニングができない人はいるのでしょうか?

います。
無カタラーゼ血症、糖尿病、アレルギー、免疫疾患、呼吸器疾患、妊婦、授乳中の方はホワイトニングを行うことはできません。

そもそも歯の色を決定する要因は何なのでしょうか?

歯の表面は「エナメル質」という半透明の硬い組織で覆われています。
そのエナメル質の下には「象牙質」という黄褐色の組織があります。
歯の色は、主にこの象牙質が透けたり、エナメル質を乱反射したりるすことで決定されます。
また、飲食物、タバコなどによる歯の表面(エナメル質)の着色、薬物(テトラサイクリン系構成物質)による着色、外傷(神経の壊死)による着色、虫歯による変色、加齢による着色などにより歯の色は変化してきます。

もっと詳しく歯の変色の原因を教えてください

下記のような原因があります。

①虫歯(初期虫歯は白濁、悪化すると褐色・黒色となります)
【対応策】:虫歯治療・審美歯科

②コーヒー、お茶、赤ワイン、タバコによる色素沈着
【対応策】:ホワイトニング・PMTC

③金属イオンによる着色
【対応策】:審美歯科

④遺伝性疾患(エナメル質形成不全、象牙質形成不全、先天性ポルフィリン症)
【対応策】:審美歯科

⑤代謝異常疾患
・カルシウム代謝異常→黒色に変色
・先天性梅毒→褐色から黒色に変色
・糖尿病の母体からの出生→褐色に変色
・小児期の急性発疹→褐色に変色
・ビタミンA・C・D欠乏→黒・褐色に変色
【対応策】:ホワイトニング・審美歯科

⑥歯の外傷
【対応策】:ウォーキングブリーチ・審美歯科
※ウォーキングブリーチとは、歯の神経(歯髄)を取った後、歯の中に歯を白くする薬剤を入れ、変色した歯を白くする方法です。
神経が死んでしまった歯に対しては通常のホワイトニングではあまり効果がないのですが、このウォーキングブリーチを行えば確実に歯を白くすることが出来ます。

⑦加齢によるもの
年齢とともにエナメル質が薄くなり透過性が高くなります。そうするとエナメル質の下にある象牙質の色が目立ってきますし、象牙質自体も加齢とともに色が濃くなっていきます。象牙質はもともと「黄色」に近い色をしているので、歯が黄色く見えてしまうことになります。
【対応策】:ホワイトニング・審美歯科

⑧フッ素慢性中毒症、テトラサイクリン系構成物質の服用
【対応策】:ホワイトニング・審美歯科

着色しやすい食品を詳しく教えてください。

下記になります。

・ポリフェノール含有:コーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、赤ワイン
・アントシアニン含有:プルーン、ぶどう、いちご、ベリー類
・人工着色料含有:カレー、ビーフシチュー、ジュース類
・その他:しょうゆ、ソース類、マスタード、ケチャップ

※また、単独では着色しないが、着色しやすいものと一緒に摂取することにより着色を助長する食品もあります。
炭酸飲料、柑橘系食品、シュウ酸(ホウレンソウ、バナナ)、クエン酸(レモン、グレープフルーツ)、酢を使用したもの(ドレッシング類)

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